打ち上げ花火を観てきたので、感想でも。
絵はきれいですが、内容含めてトータルで考えるとオススメは出来ないです。
以下、ネタバレありの感想
まず打ち上げ花火を横から見ると平べったいの?という疑問ですが
当然ながら丸いです。
横からみても下からみても同じ場合、タイトルの問答の意味は一体何なのでしょう。
その答えは以下の画像が近いと思っています。
ヒロインのなずなもよくどっちでも良いよと言っていたので、どこから見るかはどうでも良くて誰と見るかが重要なんでしょう。(適当)
ナズナ全般の花言葉
「あなたに私のすべてを捧げます」
※由来、誕生花、西洋の花言葉(英語)などもあります。
花名の由来
ナズナの花名の由来には諸説あり、夏になると枯れることから「夏無(なつな)」を語源とする説、撫でたいほどのかわいい花から「撫菜(なでな)」を語源とする説などがあります。
別名のぺんぺん草は、「ぺんぺん」が三味線を弾く擬音語で、実の形が三味線のバチに似ていることに由来するといわれます。また、実の部分を少し引っ張り、くるくる回すとぺんぺんと音がすることにちなむともいわます。
西洋でも実の形から「Shepherd’s purse(羊飼いの財布)」と呼ばれています。
親友の安曇ですが、なずなの事を好きと言いつつなずなに告白されたら日和って逃げるくせに、別の世界では典道がなずなと一緒にいるのをみて激おこして二人を灯台から落とす怒りっぷりで、私には彼の感情の機微がまったく理解できません。
なずなの母親の再婚相手ですが、足にしがみついた中学一年生の男子学生をグーパンチで殴ります。普通にドン引きです。というか犯罪です。
再婚相手をゲス野郎に見せる演出だったのでしょうか。今回の話を鑑みるに再婚相手を悪く見せる必要はないと思います。
上記のやや危険な香りのする二人に追いかけられる典道となずなですが、その追走劇はシリアスに描かれるわけでもなく、ややコミカルに描かれます。
親友を灯台から突き落としマンと中1グーパンマンに追われる展開をコミカルに描かれても、捕まった時に何をされるか想像すると笑えません。
典道ですが、なずなが落としたifを叶える丸い玉を突然掲示板に向かって投げたんですけど、あれなんで投げて使うってわかったんでしょうか。
悪いところがない映画がいい映画というわけではないですが、この映画は悪いところを補う魅力が少ないように思えます。
ヒロインのなずなを救うために奮闘することがこの映画の魅力とするなら、もう少しなずなの情報が欲しかったです。母親に無理やり手をひかれるシーンだけでは彼女を救いたいとは思いませんでした。
シャフト演出バリバリの映画なので、シャフトの映像演出を観たい人は映画を観に行っても良いかと思います。