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あした世界が終わるとしても 感想

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あした世界が終わるとしてもをみてきたので感想でも。

 

個人的にはあまりピンとこない作品でした。

ミコ、リコは良かったです。

 

以下ネタバレ感想。

 

 

日本で連続突然死が発生していた。世界は平行世界とリンクしていて平行世界の自分が死ぬとこちらの世界でも死ぬ。こちらの世界を侵略しようとしてきた平行世界の「日本公国」と戦う物語です。

 

命のリンクはなんで切れた?

リコが最後に「私の生まれてきた意味はあった」と言って別れて突然死の数が減った描写があったので互いの世界の自分の死がリンクしなくなったのでしょう。

じゃあミコ、リコは何をしたんだという話ですがコトコとフィックスしていた時、コトコが殺された時に琴莉も死んだので、個人とフィックスしても命のリンクは切れません。フィックスする時はネグリジェのような格好で精神的に触れる必要があるようです。リコが別れを告げる時、ネグリジェのような格好だったのでフィックスしようとしていた。その時抱えていたのは地球っぽいものだったので恐らく世界とフィックスしたのかもしれません。命のリンクは個々人と繋がっていたのではなく世界でリンクが貼られていてフィックスすることでそれを断ち切れたのかもしれません。

 

ミコ、リコの名前の由来

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平行世界のコトコの名前はイズミ コトコ(公式HPより)なので

ミコのミはイズミのミなのは分かったのですが、リはなんだ…と考えてたら

公式HPに答えがありました。

 

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途中で殺されてた協力者の人のリから取ってたんですね。

 

総評

この映画は真が琴莉に思いを告げることが一つの大きなカタルシスになっています。(たぶん)

そのため真が俺は琴莉の事が~~~~~~~~~~~~~

琴莉の事が~~~~~~~~~~

を2回やりますが結局告げられず、琴莉は死んでしまい想いを告げられなかった…

からの~実は生きていた!

だから最後に思いを告げてハッピーエンド!やったぜ!

……

なんですが、思いを告げるシーンも音声のみで割と淡白でここはもう少し盛り上げて欲しかったです。

やはり物語をドラマティックにするためにキャラクターを死なせるということは往々にしてあるのですが、今回はちょっとご都合主義感を強く感じてしまいました。

琴莉は肉体的には生きているってどういうことか気になって仕方なかった。

命のリンクが切れたら意識不明になるくらいにして、琴莉が意識不明になって真が自分の琴莉への思いに気づいて意識不明の琴莉に思いを告げて、意識が戻った琴莉にいじられてべ、別にあれは///みたいな展開にしてくれたら良かったと思います。

 

アクションやCG、ミコ・リコは良かったので楽しめたのですがもう少しなにか欲しかった映画でした。

 

 

あした世界が終わるとしても (角川文庫)

あした世界が終わるとしても (角川文庫)