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メアリと魔女の花 感想

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スタジオジブリ米林宏昌監督のスタジオポノック初作品です。

 

物語の起承転結がわかりやすくて面白かったです。

 

 

思い出のマーニー借りぐらしのアリエッティで監督を務めた米林監督の

スタジオポノックでの初劇場作品になります。

(マーニーとアリエッティはスタジオ・ジブリ名義)

 

スタジオポノック - Wikipedia

 

今回のテーマは『魔女』になります。

魔女といえばスタジオジブリの『魔女の宅急便』を思い浮かべる人も少なくないと思います。

インタビューでもあるように、あえて魔女というテーマを選ぶ事でスタジオジブリではなくスタジオポノックとして描く今の魔女を描くという意図もありそうです。

 

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主人公のメアリは魔女ではなく普通の女の子です。

魔女の花「夜間飛行」の力を借りて一夜限りの魔女になります。

物語の途中で魔女の力を失ってもピーターを救うために彼女は奮闘します。

インタビューでも触れられていますが、魔法の力(スタジオジブリとしての看板)を失って奮闘するメアリ(スタジオポノック)を描きたかった作品のように感じました。

 

最後のエンドロールでは感謝という枠で宮﨑駿氏、高畑勲氏、鈴木敏夫氏の名前がありました。

この映画は『ポストスタジオジブリ』ではなく『スタジオポノック』としての作品作りをすることを表明する映画だったかなと思います。

 

ジブリから受け取ったバトンで今後どのような作品が作られるのか楽しみです。